ちびっこ育児の体験記 ちびいく

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アトピーや主婦湿疹を治したい(1)

私がアトピーになったわけ

高校3年生の夏、我が家にネコがやってきました。
団地の一角に捨てられたそのネコは、すぐに我が家の一員になりました。
もともと猫が大好きだったので、私はすごく喜びました。

その年、私は大学受験を控えていて、毎日学校→予備校→自宅という生活をしていました。
もちろん毎日何時間も勉強し、成績がなかなか上がらないことに苛立ちも覚えました。

ネコと受験のストレス。

今思えばこの状況が私のアトピーの根本的なものだったと思います。

とはいえ、世の中にはたくさんのアトピーの人がいて、
自分の姉も小さい頃はアトピーだったけど、今はすっかりよくなっているので
そんなにたいした病気ではないと思っていました。
季節の変わり目にちょっとかさかさするくらいで・・・

ひどくなったら皮膚科に行けばいい。

そう、アトピーを軽視していました。

今でも覚えてる。全身切れまくったアトピー

アトピーで一番ひどかった症状は、大学3年の春。

いつものちょっとかさかさとかいうものではなく、
ちょっと掻いたらすぐに切れて血が出る状態。
何もしなくてもぱきぱきと皮膚が割れていく状態。
曲げていたひじを伸ばしただけで、内側の皮膚が切れるんです。
全身が熱く、どうしてこんな目に遭うのか、とても悲しくなりました。

年頃の女の子がこんなばりばり、血だらけの体になって
悲しくないわけがありません。

母親も「かわいそうに・・・」と、すごく心配してくれました。

そして、皮膚科に行き、処方された薬を使い始めました。
これが私とステロイドの最初の出会いです。

もちろん、そんなひどい状態なので、使わざるを得なかったわけですが
その頃の私は、ステロイドのことなんて全く無知だったし
医者がくれる薬が悪いものであるはずがないと思っていたし、
なにより治ればいいと思っていました。

薬を使い始めてしばらくするとだんだん皮膚も落ち着いてきて
治り始めていきました。
それからは、皮膚科でもらう薬は常備し、ちょっとでもひどくなったら
使う生活がスタートしました。
使う量も大量に、塗れば塗るほど治りも早い、そう勘違いしていました。

アトピーから主婦湿疹へ

ステロイドを常備し、季節の変わり目にすこし症状が出るくらいだった私のアトピーも
自炊をするようになってから少しずつ主婦湿疹へと変わっていきました。

就職して、一人暮らしをするようになってから、急に手荒れが気になり始めました。
始めはかさかさ、徐々にかゆみを伴い、掻いてしまうと黄色っぽい液体が出てきてジュクジュクしてしまいます。

すぐに皮膚科に行き、また薬を処方してもらいました。
今度は指全部に塗るのですぐに薬はなくなってしまい、週に何度も皮膚科に通うことになりました。
医者も「ひどいときだけ使うように《
そう注意してくれていたのに、私はステロイドの怖さを知らなかったので
早く治したいがためにたくさん塗っていました。

そのうち、薬が効かなくなり、その医者でもらう薬は効かないと勘違いし
別の医者へ行きました。

次の医者は、今考えるととても危険な医者だったのですが
私が痒いといえばかゆみ止めを処方してくれるし、薬をたくさんほしいといえば
たくさん処方してくれました。
制限なく薬をもらえるようになって安心した私はさらに薬の多用を続けていきました。

主婦湿疹は家事をする以上、改善できないという悪循環のものなので
医者にいくら「水仕事をやめなさい《と言われても、
「そんなの無理」って感じです。
だから、家事をする→手が荒れる→薬を塗るという悪循環ができあがってしまいます。

そんな主婦湿疹にこの数年間ずっと悩まされています。
なんとか1年後にはきれいな肌を取り戻したい。
この悩みから開放されたい。
そう思っていてもどうにもならない毎日でした。



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